2023.3.6 トピックス

プリズム分光モジュールの取扱い開始

株式会社ユリ電気商会は、プリズム分光モジュールのメーカーとして2022年に創業した株式会社ピュアスペクトラ社の国内販売代理店として営業活動を行っております。

画像処理において非常に重要かつ最も基本的なこと。「被写体をどう見たいのか」

被写体を画像としてとらえる時、どの波長でとらえるかによって、全く見え方が異なることは画像処理に携わる人々は皆知っています。私たち人間は「可視光」と言われる特定の波長範囲しか見えませんが、人間に見えない波長の光をセンサでとらえて可視化すると、これまでできなかった欠陥検知が出来たり、人間が対応できない環境で作業が出来たり、多くの可能性が広がります。

CMOSセンサの台頭で画質のいいカメラを作るというハードルは下がりましたが、「光をどう捉えるのか」ということに関してはこれからも非常に重要かつ大きな可能性を秘めております。

エッジAI等、末端の機器に組み込んで使う画像処理環境が整ってきたこともあり、組み込みニーズも高くなってきております。まさに、「分光」と「モジュール」という二つのキーワードでものづくりを行う会社がピュアスペクトラでした。

ユリ電気商会では標準分光モジュール製品の販売はもとより、カスタムの分光設計のご相談にも対応させていただきます。将来的には処理側を含めたトータルとしてのご提案も視野に入れ、活動を行ってまいりますので、「こんなことやりたい」「こんな波長で撮りたい」といったご相談がございましたら横浜営業所までご連絡ください。